■動画の自分に強烈ツッコミ!

 YouTube動画ではおなじみのテロップでも、仲にはある特色がある。

「仲のテロップは、演者のコメントを強調するために話した言葉と同じ内容を表示するものではなく、トークの補足やツッコミを入れる役割を果たしています。

 たとえば6月30日公開の『ロケ弁とUber〜』では、仲は昼飯の残りのおにぎりを動画に映したのですが、その直後“スッゲー微妙な残し方じゃん”“食べかけを見せる前代未聞な女優”とのテロップが出ました。

 7月3日の『緊急会議 女優生命に関わる〜』でも、仲が今年を2013年と間違えて言ってしまい“は???”“この人平成で記憶止まってるのか?”とテロップが入りました。ツッコミのテロップは、仲自身が編集していないと出せない、辛辣かつ、プッと笑えるようなコメントばかりで、これがトークの面白さをより引き立たせています。

 また、仲のテロップは、基本的に白いシンプルな文字が使われていて、サイズも大きくない。テロップが表示される瞬間に効果音も出ず悪目立ちもしない。そのため、テロップが本編の邪魔にならないんです。あれは相当な時間をかけて試行錯誤していると思われますね」(前出のWEB編集者)

 さらに、仲の動画では画角にも特徴があるという。

「仲の動画は、基本的に少し下の位置から仲を見上げるような画角で撮影されています。一般的なビデオ会議でもなじみのある角度で、動画を見ていても不自然さを感じません。仲はこれをかなり大事にしているようで、6月12日の 『絶対真似しないでほしい〜』では、車でドーナツを食べるシーンでも部屋の場面と同じ画角がキープされていました」(前同)

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