■世帯視聴率『VS嵐』から5%下落、コアも3%台は物足りない
新企画が行われる背景には、『VS魂』の視聴率も関係しているのでは、とささやかれている。
「前身番組の『VS嵐』は、2019年1月の嵐の活動休止発表から昨年12月までの約2年間、世帯視聴率では約11%という数字を残していました。しかし、『VS魂』は現在の世帯視聴率は6%台で、『VS嵐』時代から5%も下がっています。
一方、ダウンタウンの松本人志さん(57)がツイッターで言及して話題になった、今テレビ各局が重視するコア視聴率は大体、3%から4%の間。横並びの番組のコア視聴率を比較すると、大体、TBS系『プレバト!!』が2%台、日本テレビ系『THE突破ファイル』は5%台となっています。こうしてみると、世帯視聴率は『VS嵐』から大幅に数字を下げているものの、コア視聴率で考えれば横並びで2番手なんです」(制作会社関係者)
最重要視される数値が、横並び2番手ならば、まずまずの気もするが、
「低コスト番組であれば十分かもしれません。ただ、『VS魂』は豪華なゲストが毎回のように登場し、ゲームのセットは新たに作られたもので、おそらく億単位のコストがかかっている。相葉さんほかレギュラーメンバーも豪華で、つまり、めちゃくちゃ予算がかかっている夜7時からのゴールデンの番組で、コア視聴率が3%台というのは寂しいところでしょう。
フジテレビとしては、コア視聴率が4%後半、5%という数字を取ってほしいというのが、本音のはずですよ。それに伴い、『VS嵐』から大きく下落している世帯視聴率も少しは戻ってくれればいいと考えているのではないでしょうか」(前同)
7月6日発売の『女性自身』(光文社)では、相葉が仕事前に神社に参拝する姿をキャッチ。これには、『VS魂』が関係しているのではと報じている。
「企画のテコ入れは視聴率アップにつながる期待が持てるものですし、相葉さんの願いが通じて、番組は7月15日の屋外で行う新企画で、一気に復調と行きたいところでしょうね」(同)
神の力も借りて……夏の大リニューアルで、目指すは『VS嵐』超え!?