前回に続いて、元カリスマホストの城咲仁さんと、ものまねタレントの加島ちかえさん夫婦との対談です。今年4月に結婚したばかりの新婚さんであるお二人。私は、ちかえさん(以下=ちかちゃん)とは、昔からのお友達だったので、まさかホストと結婚するなんて、夢にも思わなかったんですが……意外や意外。結婚までのなれ初めを聞いていると、ちかちゃんのほうがサバサバしていて、仁さんは、かなり乙女だったことが判明。そんな性格も真逆の二人が、どうして夫婦になったのでしょう?
ゆま「ここまでの話を聞くと、仁さんのほうが、ちかちゃんに夢中だったんですね」
城咲「そうですね。気づいたら、彼女のことばかり考えるようになっていて」
加島「ね、気持ち悪いでしょ?(笑)」
ゆま「いいじゃない。告白したのも、仁さんから?」
城咲「はい。告白してから、1週間後にまた、連絡したんです。よかったら、食事に行きませんかって」
ゆま「おお。返事をもらうため、ですね」
加島「ただ、その日は私、仕事関係の食事会が入っていたから、行けるかどうか分からなかったの。だから“早く終わったら、行けます”って返事して……」
城咲「とにかく、会えることを願って、俺は一人で、店に行って待つことにしたんです。スーツまで着て」
ゆま「すごい。会えるかどうか、分からないのに……」
城咲「緊張しましたね。告白してから1週間、その間に、彼女が何を考えていたのかも分からないし」
ゆま「確かに、不安だらけですよね。結果的には、その日に会えて、ちかちゃんも“私でよかったら”って、つきあうことになったんだよね?」
加島「まあ、そうかな」
城咲「この際だから聞きたいんだけど、俺が告白してから1週間、どういうことを考えてくれていたの?」
ゆま「それ、私も聞きたい! ちかちゃんなりに、いろいろと考えてたんでしょ?」
加島「えっと……うーん、何も覚えてない(笑)」
城咲「ええ!? そこ、一番大事なところだろ?」
加島「だって、覚えてないんだもん!」
ゆま「覚えてないことはないでしょ(笑)。ちかちゃんも、仁さんのことが好きだと思ったから、つきあったんだよね?」
加島「そうだけど、好きになるのって感覚でしょ? なんとなく波長が合うなぁとか、一緒にいて楽しいなぁとか」
ゆま「でも、つきあうってなったら、もっと、真剣に考えるでしょ?」
加島「だって、考え出したらキリがないじゃん。仁さんは、ホストの世界で生きてきて、女性関係も派手だっただろうし、私に言っていることを他の女性にも言っているかもしれない。でも、そんな難しいことを考えても、何も進まないじゃん」
ゆま「……そっか。もっと自分の感覚を信じて、好きになってもいいんだね」
加島「ゆまちゃんは、考えすぎちゃうもんね」
ゆま「そうなんだよね~」