■全員がおかしかった『めちゃイケ』

 その後、2000年から大久保が『めちゃイケ』に合流。大久保は「いわゆる加藤さんの“狂犬”とか、そこまで見てないのよ」と、かつてバリバリにトガっていた加藤浩次(52)も丸くなっていたとコメント。

 今では『スッキリ』(テレビ朝日系)で、すっかり朝の顔としておなじみの加藤だが、大久保が知らない“狂犬時代”には、破天荒な芸風で知られ、『めちゃイケ』の「爆裂お父さん」ではゲストのアイドルにもプロレス技をかけるなど容赦なく、狂犬時代の名残を感じさせた。当時、モーニング娘。飯田圭織(39)や、高橋みなみ(30)や峯岸みなみ(28)らAKB48のメンバーたちも大勢犠牲になっていた。光浦は当時の空気について、「誰も悪くないけど全員がおかしい」時代だったと語った。

 現在、容姿イジりがタブーとなったことに寂しさも感じると言っていたオアシズ。いろいろなものを乗り越えてきた2人に、視聴者からは「光浦さんのめちゃイケ収録時の記憶の独白、胸が痛かった」「がむしゃらに頑張ってたんだと思うと泣ける」「コンプラ重視の今のお笑いへの違和感も留学の理由の一つなのかな」「時代の中で苦しんできた光浦さんと、今という時代が物足りない大久保さん。それぞれに魅力があります」など、さまざまなコメントが上がった。

 光浦は、約1年の留学を計画しているという。1年後のテレビがどうなっているのかわからないが、ぜひまたオアシズとして2人そろった姿を見せてほしい。

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