■主演作品の告知なのに1秒も映らない!

 プライベートでも新たな局面を迎えていた伊藤。それだけに、仕事は充実させたいはずだが、不穏な話も聞こえてくる。

「7月18日に放送された『ニノさん』(日本テレビ系=以下同)に黒木瞳(60)が出演したんです。黒木は、番組後半で自身が監督を務めた、伊藤の主演作『十二単衣を着た悪魔』のブルーレイとDVDが8月4日に発売されると告知しました。

 そこでは、映画の本編映像も流れたのですが、弘徽殿女御役の三吉彩花(25)、右大臣役のラサール石井(65)、梅命婦役の山村紅葉(60)、春宮役の田中偉登(21)の姿が映る中、主演の伊藤の姿は一瞬も出てこなかったんです」(前出の女性誌ライター)

 黒木は、7月4日放送の『行列のできる法律相談所』にも出演。ここでも『十二単衣を着た悪魔』のブルーレイとDVDの告知が行われたが、本編映像は流れず、作品のパッケージと発売日、タイトルなどの情報のテロップが画面右上に映るのみだった。

「伊藤さんは、5月1日放送の『新・情報7Daysニュースキャスター』(TBS系)でインタビューVTRに出演しています。ただ、このとき伊藤さんはひき逃げ事件について語っており、あくまで報道番組のニュースの一環で、事件の当事者という立場での出演。

 黒木さんが出た番組で行われた『十二単衣を着た悪魔』の告知映像で、伊藤さんの姿がカットされたのは、スポンサーの手前、さすがにまだバラエティ番組に出せないという判断があったからではないでしょうか。主演なのに告知映像でもNGとなると、しばらく地上波テレビに出るのは難しいでしょうね……」(ワイドショー関係者)

 舞台の仕事も決まり、徐々に前に歩み始めている伊藤だが、まだまだ本格的な復帰は遠そうだ。地上波テレビのドラマなどに復帰するには、地道な活動を続けていくしかないのだろう。

  1. 1
  2. 2
  3. 3