「まずは亀田温心騎手。思い切りの良さが武器で、今年、2桁人気での3着内数は全騎手中トップです。特に、新潟ダート1200メートルと札幌芝1200メートルでの活躍が目立ちます。もう一人は秋山稔樹騎手。2年目の若手らしからぬ落ち着き払った騎乗が持ち味。馬を追う技術も、しっかりしています。条件的には加藤士津八厩舎所属の馬に乗るときが狙い目です」
●格より勢いを重視!
3歳馬と古馬の対決も、夏競馬の見ものの一つ。どちらに分があるのか。
「3歳馬は今がちょうど伸び盛りなので、圧倒的に3歳馬が有利。特に3歳上1勝クラスの小倉ダート1700メートルは、3歳馬に要注意です」(前出の専門紙記者)
実際に7月11日小倉7Rは、3歳馬が独占。14番人気→8番人気で、馬単でも10万超えとなっている。
●新馬戦の必勝法
最後は、競馬ファンにとって心が躍る新馬戦。ただ、予想要素が少なく、難しいレースでもある。どこに着目すればいいのだろうか。
「まずは調教で、しっかり負荷をかけて速い時計を出していることが大事。また、当日、パドックを見られるなら、頭を上げているか、見てください。馬にとって頭を下げる姿勢が一番楽。そういう馬は、レースに行ってもクビを使えず凡走することが多いんです」(前出の専門紙デスク)
ポイントを押さえれば、万馬券も夢じゃない!