■期待とは裏腹に、ここまでの東京五輪は散々……

「頑張ってほしい」との妻からのエールを受けた瀬戸選手。しかし、7月24日、400メートル個人メドレーでは予選敗退。7月27日に行われた、200メートルバタフライ準決勝も1分55秒50の全体11位で決勝進出を逃した。

「瀬戸選手は400メートル個人メドレーのラストの自由形で力を抜いて予選を通過できなかったことや、7月26日の200メートルバタフライ予選後のインタビューで“ネットですごいいろんなこと言われてめっちゃムカつきますけど、戦っているのは自分。気にもしつつあまり気にしないところもあるので、そういうのも自分のパワーに変えたい”と、“ムカつく”という言葉を使ってコメントし、ネットで炎上するということもありました。

 ここまで、瀬戸選手にとっては散々と言えそうな東京五輪です。しかし、“頑張ってほしい”と全国放送の番組で語った妻の馬淵も、また7月28日という五輪のど真ん中の放送回に馬淵を番組に呼んだ『今くら』スタッフも、“大誤算”と感じているかもしれませんね」(前出の女性誌記者)

 瀬戸選手は、7月29日12時過ぎから行われる予定の男子200メートル個人メドレー準決勝のレースに挑む。ここを通過すれば、30日の午前が、金メダルをかけた決勝の舞台となる。

「最後に残された男子200メートル個人メドレーでは、ここまでの反省を生かした最高の泳ぎを見せて、ぜひ金メダルを獲得してほしいですよね。

『今くら』では、夫婦ゲンカをすると馬淵がヒートアップし、一方的に不満をぶちまけ、瀬戸選手はその間、ひたすら黙っていると明かしていました。最後のチャンスとなる男子200メートル個人メドレーで、金は難しいとしても何もメダルを獲得できないとなると、もしかすると、不満げな馬淵の前で、瀬戸選手はずっと無口になってしまう、ということもありえるかもですね……」(前同)

 世間からの逆風、そして妻の軽い圧も吹き飛ばして、瀬戸選手には最高の泳ぎを見せてほしい!

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