■オリンピックもスルー

 それでも川島は、『ラヴィット!』の空気感は「めっちゃ楽しい」と告白。若林が番組スタート時よりもどんどんお笑い色が強くなってきたことを指摘すると、川島は反省会で「もっとバラエティにしたほうがいいんじゃないですか」と提案したところ、スタッフが芸人ばかり呼ぶようになったといい、朝からゴールデンのバラエティ番組のようになったという。

 そんな『ラヴィット!』が始まって約4か月、お笑いファンには人気だが、視聴率はあまり芳しくないようだ。平均視聴率は1%台が当たり前で、最近ようやく2%台など、低迷が続いている。陣内は「すごいね、全国区であれをやるって」「憧れの番組」と絶賛していたが、ワイドショーやニュースがメインの朝の情報番組が多い中、『ラヴィット!』は苦戦を強いられているようだ。

 現在オリンピックの真っ只中で、朝の番組はどこもオリンピックを取り上げているが、『ラヴィット!』ではスルー。7月27日のオープニングトークでほんの数分オリンピックに触れただけで、『デイリースポーツ』が、「『ラヴィット!』でついに五輪映像流れる」と報じるなど、一貫してニュースを取り上げていない。

 オリンピックのニュースに食傷気味な視聴者からは、「五輪に興味ないから最近はラヴィット見てる」「オリンピックに頼らない姿勢は素晴らしい」「オリンピック無関心層のお陰で人気が上がってるらしい」「オリンピックに関係なく通常運転のこの番組は貴重」などと支持されているようだ。“オリンピック効果”で視聴率アップもあるかも!?

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