■菅田のほうが面白シーンを連発していた

「一方で、菅田が出演していた『10万円でできるかな』は、永野芽郁(21)と菅田で10万円分都内の“1000円ガチャ”を回して稼ぐという恒例企画でしたが、番組史上初の試みとしてお台場(菅田)、秋葉原(永野)、六本木(スタジオ)で『番組史上初!同時中継1000円ガチャバトル』として放送しました。

 ここで見せた菅田のポンコツ感が、バラエティ番組として非常に優れていたんですよ」(女性誌記者)

 菅田はガチャ1発目が「緑色のうんちキーホルダー」だったが、これは電流が流れるジョークグッズ。『10万円できるかな』では、ゲストがこれを引くと、同行しているKis-My-Ft2のメンバー(今回は藤ヶ谷太輔)がゲストをビリビリさせるように誘導するという“お約束”があるが、今回は違っていた。

「藤ヶ谷が手を下すまでもなく、菅田は自分から無防備に触ってしまい、ビリビリの餌食に。スタジオは“(撮れ高を)ありがとうございます!”と盛り上がりましたが、さらにスタジオのキスマイが中継トラブルがあったとウソをついて“追い打ちビリビリ”を菅田にやらせた際も、菅田は実にいいリアクションをしていました」(前同)

 菅田は、1回目のビリビリを無かったことにし、

「キーホルダー当たりました! なんか後ろにボタンがありまして……。ここにライトがあるんで、ライトがつくのかな? 押してみたいと思いま……あ痛ッ!」

 と、完ぺきなロケ映像を提供してくれたのだ。

「さらに、トークコーナーでは、『キネマの神様』で共演した永野が“菅田の意外な一面”として、いつも現場にギターを持ち込んで弾いている話を披露。すでに有名な話ではあるんですが、これを永野が“ミュージシャンです!って感じ”と評すると、菅田がそこそこガチなトーンで“やめろ! その言い方ヤダな”と返す姿が面白かったです(笑)。もちろん、菅田と共演の機会が多い永野だからこそのイジりですが……」(前同)

 ちなみに、菅田は18年の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』に出演しており、オープニングでは役者ネタ全開のトークを菅田、橋本環奈(22)、小栗旬(38)と行ったが、その際も銀さん(小栗)に「CDデビューとかしてアーティスト気取りのアイツ」、神楽(橋本)に「私服のセンスがかなり微妙なアイツ」と、ネタにされていた。実は、けっこう気にしているのかもしれない。

「佐藤は、昨年12月に材料にこだわりぬいて作ったタートルネックのセーターとズボンを販売したのを機に本格的にアパレルブランド『A』を立ち上げていますが、菅田も自分で服を作るなど、かなりのファッション好きとして知られています。だからこそ、映画で“私服のセンスが微妙”とイジられたわけですね」(前同)

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