■鬼軍曹もびっくり!? 「勝つためには何でもするねん」!

 演技派美人女優として知られる黒谷だが、今回のバス旅では意外な一面が明らかになった。初日に太川チームは、箱根湯本駅からバスで移動しようとしたものの、目の前でバスを逃してしまった。ここで黒谷が、驚くべきほどの勝利への執念を見せたのだ。

「黒谷はその場にいた案内員に次のバス停はどこか質問。徒歩5分ほどのところにあると聞くと、黒谷は“バスより先に行けばいいんだよ”と、渋滞でバスの進みが遅いと予想して次のバス停まで走って移動し始めたんです。無謀にも思える黒谷の作戦ですが大成功し、乗り遅れたバスに乗れたんです」(前出のテレビ誌ライター)

 この作戦で黒谷はスイッチが入ったのか、バスの車内で「勝つためには何でもするねん」とコメントしていた。

「黒谷は気合いが入り過ぎたのか、バスの車内で獣のような鋭い眼差しをしていて、隣に座っていたチャンカワイがビビる場面もありましたね。この気合いの入り方は、黒谷と同世代の村井美樹(41)を彷彿とさせるところがありました」(前同)

『路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決』で、鉄道チームを率いている村井。2019年11月に放送された同企画初戦では、トイレを済ませた後、靴を履くのに時間がかかるチームメイトに「もうちょっと急げるかな」と苛立ちを隠さないまま声をかけるといった、厳しすぎる一面を見せ、“鬼軍曹”との異名がつけられている。

「黒谷は今回の旅の序盤で、“出演オファーがあっても、多分出えへんと思う”と、出演は今回限りのような発言をしていました。おそらく、“キツイ仕事”だと感じたのでしょうね。ただ、彼女の勝利への思いの強さは村井並みで、“第2の鬼軍曹”になりうるポテンシャルを今回の旅で見せてくれました。それどころか、黒谷はまれにキツい関西弁で迫力を出すときもありますし、ある意味、村井以上に怖ろしい感じも……。

 もし今後、太川とチームリーダーとして対戦するようなことがあれば、村井に匹敵する好敵手となるでしょう。そうなればシリーズに新たな魅力ができますし、今回限りと言わずにまた出演してほしいですね」(同)

『BINGO対決旅』の初戦は太川チームに軍配が上がった。しかし、2回目以降、高島ではなく黒谷が敵チームのリーダーとして登場するようなことがあれば、太川の連勝は難しいかも?

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