中川大志『ボクの殺意が恋をした』“日テレのお家芸”後半急展開からの巻き返しなるかの画像
※画像は日本テレビ『ボクの殺意が恋をした』番組公式ホームページより

 新日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)が「秘密編」に突入し、意外な展開を迎えている。

 第4話までの中川大志(23)演じる柊が「標的を殺すどころか恋してしまう(助けてしまう)」というコントのようなムードは影を潜め、何やら深刻モード……。

 これまでの「いやいや、それはないだろう」「殺さんのかーい!」と画面に裏手ツッコミをしながらノンキに見られる感じが好きだったので、サスペンスな展開はほんの少し残念。こんなときだからこそ、永遠に中川大志のズッコケかわいい演技に心癒されていたかった。

 ……とブツブツ思いつつも、第6話では結局、中川の泣きの演技に胸をしめつけられた。これはこれでいい! 特に葵(新木優子/27)に銃を向けるシーン。前半、「陽」の彼が際立っていたから、余計に切なかった。

 それに、この折り返し地点に来て物語の展開が急変&加速するのは、ある意味、この日曜ドラマ枠の特徴でもある。なんとなく、あくまでなんとなくなのではあるが、日曜ドラマ枠のドラマを見ていると昔の「月曜ドラマランド」(フジテレビ系)を思い出すのだ。開拓精神というか、中途半端を恐れない勢い。

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