■『あちこちオードリー』を揶揄!? ケンコバが「芸人がお笑い論を語る番組」に苦言

 そんな中、『解散報告会』にも同席したケンドーコバヤシは8月21日付の『マイナビニュース』のインタビューに応じ、最近のお笑い界について「もうすぐ破滅するんじゃないですかね、マジの話」と語り、一部で話題を呼んでいる。

 ケンコバは「いよいよお笑い芸人側が、お笑い論を語る時代になってきました。人気番組も今そういうものが多いじゃないですか。“芸人としての心構え”とかそういうのを語る番組が。“あ、これはもう近々破滅するな”と思っています」とコメント。

 その理由について「それは過去の色んなエンターテインメントの歴史が証明しています。一度プロレスが地に堕ちたのも、そういうところありますからね」と説明した。

 プロレス界には「マニアがジャンルを潰す」という言葉があり、これを引用しつつ「プロレス界が1回破滅する直前に、前田日明さん(62)とかがやり始めたのがプロレスや格闘技を語ること。あれが発端でした。それと今のお笑い界が非常に似ています。正直、本当に俺はビビっています」とお笑い界の破滅を危惧した。

 ケンコバの発言に、SNSには、「お笑いを語る番組って あちこちオードリーやないか」「ケンコバさんの記事すげぇよかった。多分、ていうか絶対にあちこちオードリーとかを揶揄してるよなあれは」「この手の話題でどうしても真っ先に浮かぶのはあちこちオードリーだな」といった声も上がっている。

「ケンコバさんの言う“お笑いを語る番組”というのが『あちこちオードリー』を指しているのではないか、と見る人がたくさんいるんです。たしかに『あちこちオードリー』は一流の芸人が笑いの技術や先輩芸人との交流、番組での立ち居振る舞いといった裏側を語る番組ですからね」(放送作家)

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