■国民の声に答えてくれた香取

 松平本人も8月7日の『Yahoo!ニュースインタビュー』記事で「(閉会式のオファーがあったら)やりますよ、それは。だって、皆で踊ってくれたら最高じゃないですか」と語っていたことから《パラリンピックこそ!》という待望論もあったが、残念ながら叶うことはなかった。

「そんな矢先に、国際パラリンピック委員会特別親善大使の1人である香取が『カツケンサンバ』で盛り上げてくれたんです。ただのカラオケ動画ではなく、本家MVに出演した大量のバックダンサーもCG合成で増やした香取が担当したり、“マツケン”ではなく素の松平がレコーディングする場面も坊主頭のカツラと黒いコートで完全再現。非常に気合の入ったパロディMVは、一朝一夕で用意できるものじゃない。本当に“国民の声をわかってたんだな、流石!”と言わざるを得ません」(専門誌記者)

 動画のコメントはすでに1000件を超えており、

《パラリンピック開会式を観ながらまさかカツケンも観れるなんてパラサポスペシャルサポーター最高です》《パラリンピック直前にこんな楽しいのあげてくれるなんて、エンターテイナーすぎる》《無観客になっちゃったから行けなくて落ち込んでいたんですけれど,慎吾くんのカツケンみたら面白くて大笑いして元気になれました》

 と香取のエンターテイナーぶりを絶賛する声が溢れているほか、高評価は1.3万を記録している。

 15年に『日本財団パラリンピックサポートセンター』のオフィスに壁画を描いたり、一般紙でパラリンピアンとの対談連載を行ったり、パラリンピックの聖火リレーで稲垣吾郎(47)、草なぎ剛(47)と一緒に都内到着式の最終ランナーをしたりと、精力的にパラリンピックをPRしている香取。

 国民の期待に応える、という意味で、改めてトップアイドルの実力を見せつけてくれたーー。

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