■料理の出来はもはやどうでもいい?
その後も岸と藤井は凸凹コンビぶりを随所に炸裂。バトル後半、岸はみそ、バター、しょう油をフライパンで混ぜ合わせ、“直伝のオススメのタレ”を作ったのだが、しょう油を入れすぎてしまったようで、それを味見した岸は顔をしかめ、震えあがっていた。これには、藤井もあきれ返ったようで、「久しぶりに見た、震えあがるところ」と苦笑い。水で薄めて、今度は藤井が味見したのだが、まだしょっぱかったようで、藤井も小刻みに体を震わせてNGを出していた。
そして、バトルが終了して小倉の勝利に終わると、岸は「もうちょい働いてもらいたかった」と再び藤井に八つ当たり。これに、藤井は「けっこうやってた」と抗議したが、岸は「やってたんですけど、もうちょい、“あれどう? これどう?”っていう提案が少なかったですね。出世するアシスタントは絶対、自分からいろいろ提示します」とダメ出し。しかしVTR終了後、問題のタレについて聞かれると、スタジオの岸は自分で「体に入れちゃダメなような(味)」と答え、共演者を爆笑させていた。
前回と同じく小学生のような言い合いが見られたが、岸と藤井のコンビは、ファンの間では好評だ。ネット上では「言いたい放題の岸くんが流星くん大好きなのも可かわいいし、ほんといいコンビだね」「岸くんと流星くんのクッキング、ホンマに腹抱えて笑いました」などといった反響が相次いでいた。
前回のギャル曽根との対決では、ウニ醤油を塗った焼きおにぎり、牛タンソテーをのせた小松菜と舞茸のキムチ炒め、トマトが入ったスープの3品を作っていたが、今回、作ったのは丼物1品のみ。料理の腕前は一向に進歩していないようだが、2人のやりとりに喜んでいるファンは、勝負の行方に関心はなさそうだ。