■企画頓挫の報道も…そう簡単に諦められない「超ドル箱作品」!

 8月31日付の『日刊ゲンダイDIGITAL』では、伊藤の起用に日テレの編成や営業幹部から物言いがつき、『今日俺』続編の企画が流れてしまった可能性があると報じている。

「ドラマ、映画の制作陣からしてみれば、スポンサーサイド意向を伝える営業の幹部から多少物言いがついても、ドル箱作品の続編計画を簡単には諦めきれないでしょう。

 そこで今回、地上波でのドラマ再放送、そして劇場版の放送という“観測気球”を上げる。猛クレームや大きなトラブルが生じなければ、徐々に続編計画を進めていこうというところではないでしょうか。今回の放送の反響が、『今日俺』の今後を左右する可能性は間違いなくあるでしょう」(前出の制作会社関係者)

『今日俺』の“未来”は日テレだけでなく、伊藤自身にも大きな影響を与えるだろう。

「継続出演とはいえ、『今日俺』のような話題作に出られるとなれば、伊藤さんの復活を大きく印象づけられます。一部報道によると、伊藤さんサイドはひき逃げ事件の影響で、CMの企業やテレビ局、舞台関係者から総額約7億5000万円の損害賠償を求められているといいます。違約金をいち早く返済するためにも仕事はどんどん欲しいでしょうし、その足がかりとして『今日俺』の続編は早くやりたいというのが本音ではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

「興行収入50億円」の再獲得を目論む日テレと、「違約金7億5000万円」をいち早く返したい伊藤の両者が、『今日俺』の続編を熱望しているのは間違いなさそうだ。そんな中で10月から、同作品の再放送と劇場版の地上波初放送が行なわれる。日テレと伊藤の未来を占う再放送。その結果やいかに……。

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