■“能天気コメント”を発信も実際は……
８月１７日発売の『週刊女性』（主婦と生活社）では、『ＶＳ嵐』の番組開始当初から総合演出を担っていたスタッフのＡ氏が外れ、６月から新しいスタッフが演出を担当したことで『ＶＳ魂』の内容が大幅に変わってしまったと伝えている。
「リニューアルから２か月が経とうとしていますが、いまだに放送内容に対しての不満の声が出続け、相葉ら出演者からも苦言とも取れる発言があった。今回の中村編成部長のコメントは、番組の現状を考えるとかなり脳天気なコメントとも取れますし、それもあってフジテレビと番組に対する怒りの声がネット上に集まってしまったのかもしれません。それこそ、番組中に何度も苦言めいた発言をしている相葉も、今回のコメントにはムカッときているかもしれないですよね」（前出の女性誌記者）
中村編成部長は「バラエティーとしてより面白くなるということを秘めているなと思う」との番組に対する期待のコメントをしている。
しかし、制作会社関係者は、
「表向きには『ＶＳ魂』に肯定的なコメントをしていますが、実際の中村編成部長の腹の中は違うのではないでしょうか」
と話し、こう続ける。
「中村編成部長は、数々の番組で結果を残し、また『ノンストップ！』を立ち上げ、バナナマンの設楽統さん（４８）が全幅の信頼を置くという超ヤリ手テレビマン。しかし、とにかく結果に対して非常に厳しい人で、数字を出せない部下がいれば激怒するようなこともあるといいます。そんな人が、不評の声が相次いでいる『ＶＳ魂』に期待しか持っていないとはとても考えづらい。
まだ『ＶＳ魂』は新企画が始まって２か月なので、とりあえずは現状のままやらせる。しかし、しばらく経っても結果が出なければ、制作サイドを厳しく追及するでしょうし、改めてリニューアルを行なうことや、どうしようもないときは最悪、番組を終了させるといった決断を取る可能性も十分にありえそうです。出演者やスタッフ、そして番組のファンにとっては、今回のコメントだけでとても安心できるものではないでしょうね」
人気ジャニーズタレントが集まった『ＶＳ魂』は、バラエティとしての面白さを開花させることができるのか。それとも、秘めたまま終わってしまうこともある……!?
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