■「公開処刑」と中居による「木村イジメ報道」
SMAPの話題はするものの、『スマスマ』や『BISTRO』の名前は結局、最後まで出なかった。
「SMAPは“OK”でも『スマスマ』の話題は“NG”という感じでしたね。『家事ヤロウ』はテレ朝。『スマスマ』はフジテレビなので他局の番組だから、とも考えられますが、『グランメゾン東京』もTBSの作品ですからね。出てこなかったのはそうした問題ではないでしょう」(前出の女性誌記者)
『家事ヤロウ』の中で『スマスマ』にいっさい触れられないことについては、「スマスマと言わないキムタクがSMAPファンとしてはムカつくんよね。番組って。まぁ番組だよな。ビストロスマップね」「家事ヤロウで、キムタクがビストロスマップやってたことには触れないのは大人の事情ってことですよね、わかります」といった声がSNSにも寄せられていた。
「SMAPのことは、木村だけでなく、現在は新しい地図で活躍する香取慎吾(44)、草なぎ剛(47)、稲垣吾郎(47)もオートレーサーに転身した元メンバーの森且行(47)との合流を通じてSMAP時代のエピソードにガッツリ触れ、中居正広(49)も自身の番組でグループ時代に触れることがあります。
その一方で、中居は8月28日放送『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)でゲストの浜崎あゆみ(42)から共演が『スマスマ』以来だとの話が出た際、中居は戸惑いの表情を見せながらスタッフに『スマスマ』の話をして良いか許可を取る仕草を見せました。結局、『スマスマ』の話の許可が出たものの、中居は特に番組の話題を深堀りしないという出来事もありました。ただ、あれは中居流のギャグの可能性が多分にありますが……」(前同)
木村も番組名を出さず、『家事ヤロウ』の番組サイドも不自然なほど、まるで“タブー”のように『スマスマ』に触れなかった今回のことに関しては、SMAP解散につながった“出来事”が関係しているのかもしれない。
「『スマスマ』に関しては、いろいろありましたからね……。2016年初頭にSMAP解散騒動があったとき、同年1月18日の『スマスマ』で木村さんが仕切り役となって、メンバー1人1人が騒動への謝罪の言葉を述べました。草なぎさんに至っては、“ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今、僕らはここに立てています”と話しました。あのときの放送は、SMAPの解散に動いた、中居さん、稲垣さん、草なぎさん、香取さんの4人に対する“公開処刑”だとも称されましたよね。
さらに、2019年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、『スマスマ』の収録現場で、中居さんが木村さんだけにトークを振らなかったり、“木村はカッコイイよなぁ”と嫌味のように繰り返すといった“木村イジメ”があったと関係者の証言を伝えられました。
『スマスマ』は20年にも渡って放送されたSMAPの“伝説の番組”であるのは間違いないのですが、彼らが解散に向かう中で、ドロドロの人間模様、ゴタゴタ劇もあった場所。そのせいで、元メンバー、特に木村さんにとっては、簡単には触れられない“黒歴史”のようなものになっているのかもしれませんね……」(ワイドショー関係者)
木村が笑顔で、SMAPのメンバーとの思い出、そして『スマスマ』のことを振り返る日は来るのだろうか――。