■大野の芸能界引退=嵐の解散

 気になるのは、あらためてくすぶっているという大野の“完全引退Xデー”だろう。

「ささやかれているのが11月3日ですよね。この日は嵐のCDデビュー日ですし、2019年の11月3日にはSNSやYouTube、サブスクリプションの解禁をメンバーそろって発表した日です。また、昨年のこの日には、国立競技場で『アラフェス2020』を開催しました。

 嵐の5人やスタッフは11月3日という日をとても大切にしていて、メンバーにもファンにとっても特別な日なんです」(前出の芸能プロ関係者)

 嵐のメンバーは常々、「5人じゃなければ嵐じゃない」と公言してきた。大野が引退し、グループを抜けるということは、嵐が解散するということとイコールだ。

「活動休止後も嵐のファンクラブは稼働していて、今年に入ってからも会員のもとには会報が定期的に届いています。現在もファンクラブを継続している会員の多くが、“5人での稼働はなくても、嵐のためならお金を払いたい”という気持ちなのでしょう。

 ただ、グループの活動ができていないのに、ファンクラブだけ継続させて、会費を収集し続けることに違和感を抱いているメンバーもいるかもしれません。また、ジャニーズ事務所にとっても嵐のファンクラブは大きな収入源の1つですが、ここでお金儲けをし続けるという感じでもなさそうです。すでに嵐は、活動休止までの2年間で莫大な収益を会社にもたらしましたからね。

 大野さんに復帰するつもりがないのであれば、グループにもファンクラブにも区切りをつける必要が出てくる。そのタイミングとして考えられるのが11月3日ということですね」(前同)

 他にも“Xデー”候補の日はあるという。

「11月3日の次に可能性がありそうなのが大みそかです。SMAPも2016年8月に解散を発表し、同年12月31日に解散に至っていますからね。もう1つの可能性として考えられるのは10月16日。1994年のこの日が大野さんのジャニーズ事務所入所日です。

 かねてから“オリンピック・パラリンピック後には何かある”とささやかれていましたが、そのタイミングは着々と近づいているのかもしれませんね……」(同)

 大野の、そして嵐の今後に今、大きな注目が集まっている――。

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