主演映画『科捜研の女 -劇場版-』が9月3日に公開され、デビューから37年経っても第一線で活躍を続ける女優の沢口靖子(56)。1984年の第1回『東宝シンデレラ』でグランプリに選ばれて芸能界入りを果たした沢口だが、9月14日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、デビュー当時のの“恩人”との確執を伝えている。
「沢口は、『東宝シンデレラ』の選考で武田鉄矢(72)の猛プッシュもあってグランプリに輝いたといいます。その後、1984年7月に公開された武田主演の映画『刑事物語3 潮騒の詩』で沢口はデビューしたのですが、新人とあって演技に苦戦。
沢口は、監督やスタッフからも厳しいことを言われたといいます。そんな中で武田は沢口に対して、飲酒の強要や、今ではセクハラ、パワハラと見なされる行為を働いていたというのです。そのせいで、沢口は撮影中に大阪の実家に帰ってしまい、男性不信になったといいます」(女性誌記者)
『刑事物語3』以降にも共演の機会はあったが、ここ30年以上、沢口と武田の共演がないため共演NG説も出ているという。ただ、今回の『週刊女性』の報道に対しては、武田と沢口双方の事務所が否定。武田の事務所は、京都の撮影所で2人が顔を合わせる機会があり、お互いに差し入れをすることもあると説明。沢口の事務所に至っては「事実無根」とコメントしている。
そんな“確執話”が報じられた武田は、『3年B組金八先生』(TBS系)で熱血教師・坂本金八を熱演し、2017年10月からはBS-TBSで放送されていた『水戸黄門』では6代目水戸黄門を演じた。
「演じた役の影響もあって人格者というイメージがある武田ですが、意外にも黒い部分があって、彼のことを嫌っている人の話も聞こえてきます。『3年B組』のOBですら嫌っている人がいるほどですね」(女性誌記者)