■ラブラブ新婚生活で流れかけていたレギュラー化計画

『有吉の世界同時中継』は、MCに有吉、進行役に霜降り明星粗品(28)が起用され、スタジオと世界各国を中継で結んで、現地で何が起こっているかを伝えてもらう番組で、最初の放送がギャラクシー賞テレビ部門2020年8月の月間賞に選出された。2020年8月から4度の不定期放送を経て、10月7日からレギュラー化が予定されている。

「不定期特番として放送されていた『有吉の世界同時中継』をレギュラー化するにあたっては、有吉さんも本当に収録を楽しんでいる感じでしたし、交渉に問題はない、とテレ東サイドは思っていたようです。しかし、いざ有吉さんサイドに話を持ち込むと、レギュラー化に強い難色が示されたんです。

 その最大の理由が、収録の時間帯。海外とスタジオを中継で結ぶのが売りであるこの番組ですが、それをするために、収録の時間帯はどうしても海外の昼の時間に合わせる必要がある。たとえば日本と米・ワシントンDCでは13時間、南アフリカとは7時間の時差があるので、海外の昼の時間に合わせようとなると日本でのスタジオ収録が深夜になってしまいます。

 特番でたまにやらならまだしも、レギュラーで定期的に深夜に収録するのが難しいとのことで、有吉さんサイドが難色を示したそうです」(前出の制作会社関係者)

 なぜ深夜の収録を有吉が嫌がるのか。そのヒントが『A-Studio+』での夏目の話にあったようだ。

「有吉さんとしては健康のためもあるでしょうが、それ以上に夏目さんとの新婚生活を大事にしたいために、深夜の収録となる『有吉の世界同時中継』のレギュラー化を避けたかったのではないでしょうか。夏目さんが出演していた『あさチャン!』(TBS系)も9月いっぱいで終わり、彼女は芸能界を引退し家庭に入るわけで、せっかく生活リズムが噛み合うタイミングですから、嫌がるのも無理ないでしょう。

 ただ、テレ東も9月7日の10月期番組改編説明会で『有吉の世界同時中継』を目玉の1つに挙げていた。テレ東が今、全力を入れている番組であるのは間違いなく、粘り強く交渉してなんとかレギュラー化を勝ち取ったようですね」(前同)

 有吉と夏目夫婦のラブラブな時間と引き換えに放送される新番組に期待したい!

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