■今年すぐにでも結婚する予定だったが……

 櫻井は「この度の二宮の決断に関し、中学生の頃に出会った幼馴染みの一人としては、幸せになってほしいと願うばかりです。より一層、嵐を全うしたいと思います」とコメントを出していた。

 相葉も「僕は彼とは24年位の付き合いになります。中学生の時から仕事の行き帰りを一緒に過ごしてきました! 戦友でもあり、大好きな親友です。親友の選んだ道です。二宮和也に幸あれ!!!!! おめでとう」と二宮の結婚を祝福した。

「二宮とフリーアナウンサーの女性との結婚は、かなり強行されたもので、ジャニーズ事務所もメンバーも反対していた。当時は、特に松本潤(38)が激怒し、リーダーの大野智(40)も強く反対していたと言われていましたよね。だからこそ、その2人からはコメントが出なかったのかもしれませんね。

 一方で、二宮が結婚を発表して以降、大きなハレーションが起きたのを目の当たりにして櫻井が結婚に及び腰になっているという報道もありました。ただ、櫻井も相葉も、二宮の結婚の際、自分自身の結婚をよりリアルに考えたのではないでしょうか。だからこそ、二宮の結婚発表時にもコメントを出したのかもしれません」(前出の女性誌記者)

 このタイミングでの2人の結婚発表に対し、芸能プロ関係者はこう話す。

「本来であればグループが活動休止に入った直後、今年すぐにでも結婚するはずだったのかもしれません。ただ、“嵐”として引き受けた仕事がまだ残っていたため、それを全うするまでは結婚できなかったのではないでしょうか。その仕事というのが、東京オリンピックとパラリンピックですよね」

 嵐は2019年5月に「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就任。しかし、新型コロナウイルスにより大会は1年延期に。

 その間に嵐は活動休止に入り、今年開催された東京オリンピック・パラリンピックでは、櫻井と相葉の2人が「東京五輪スペシャルナビゲーター」をしっかりと務め上げた。

「かねてから、オリパラ終了後に櫻井さんや相葉さんが結婚するのでは、という報道もありました。それが同日にダブル結婚というのは驚きですが、オリパラ終了で嵐として請け負った仕事がすべて終わった。嵐としての区切りがついたとも言えます。

 ジャニーズタレントも、ここ最近は結婚については比較的おおらかに許容する風潮にあります。ただ、嵐はあまりにも大きなグループになり過ぎて、メンバーの結婚も個人で決めることは難しい状況にあったと言われてきました」(前同)

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