■偶然の“どさくさ”チャンス到来!

 対談企画は9月28日発売のムック本『週刊文春CINEMA!』(文藝春秋)に掲載されたもので、『文春オンライン』の記事では、伊藤の「このまま役者を続けられるのか、続けていいのかも分からなくなってしまった」との事故後の心境や、復帰を決断した経緯についてなど対談の一部が配信された。

「伊藤はすでに芸能活動を再開させていますが、かつて自身の素行不良を報じた『週刊文春』(文藝春秋)の姉妹メディアで企画を行ない、その一部とはいえ、圧倒的な影響力を誇る『Yahoo!ニュース』に配信されたのは、復活に向けた大きな一歩と言えます。

『Yahoo!ニュース』で伊藤の対談記事が配信された時間を見ると、9月28日の“17時12分”となっています。『週刊文春CINEMA!』が28日に発売されることは事前に決まっていますし、『文春オンライン』の記事配信のタイミングもある程度前から決まっていたのかもしれません。

 しかし、櫻井と相葉の結婚が28日の17時のマスコミ向けの情報解禁から話題になっていましたから、偶然にもどさくさに紛れられるチャンスだった、という見方もできるかもしれません」(前出の夕刊紙デスク)

 とはいっても、伊藤の記事は『Yahoo!ニュース』のトピックスになり、記事へのコメント数も2427件(9月30日17時時点=以下同)にのぼり、「役者を続けられるかどうかを考えるより、何故事故を起こし何故逃げたのかを考えるべき」「本当に心から反省していたとしても、なぜか同情はできない」など厳しい声も多く寄せられている。

「伊勢谷のSNS再開もネットニュースに取り上げられていましたが、『Yahoo!ニュース』でのコメント数は多いもので約110件。それと比較すると伊藤の記事は、どさくさに紛れるどころか大いに注目されてしまっています。

 不祥事を起こしての活動再開は、やはりなるべくソフトにいきたいんでしょうね。徐々にSNSなどで活動を行ない、なんとなく世間に認められ、いつの間にか俳優として復活できている、というのが理想なのかもしれません。今回、伊勢谷のSNS復活はそれほど大きな話題にもなっていませんし、上手いことどさくさに紛れられたと言えるのかもしれません。ただ、伊藤は記事が話題になってしまい、厳しい声が飛び交ってしまった。まだまだ、世間から厳しい目が向けられる状況は続くでしょうね」(前同)

 伊勢谷と伊藤は、メインストリームへの復活を果たせるか!?

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