■女人禁制の「無人島」を訪れた鈴木は…

「この三社に祀られているのはすべて女性の神様で、しかも三姉妹なんです。美しい女神さまたちで、雛人形の三人官女のモデルになったとも言われています。また、宗像大社は、2017年に世界文化遺産に登録されました。特に“神宿る島”として古来より島への立ち入りが厳しく制限されてきた沖ノ島は、現在でも女人禁制です。無人島のこの島に、普段はたった1人の神職が寝泊まりし、交代で島を守っているんですよ」(佐々木)

 以前は年に一度、5月に行われる「現地大祭」というお祭りのときにだけ、抽選で選ばれた男性200名のみが上陸を許されていた。

 ちなみに鈴木亮平は、2016年になんとこの200名に選ばれ、沖ノ島にある「沖津宮」に参拝。沖ノ島に上陸後、浜辺で裸になって禊を行ったときの様子を、自身のオフィシャルブログに以下のようにつづっている。

<水が透き通った、とても綺麗な浜。服を全て脱ぎ、一歩ずつ、海中へ入っていきます。足元はゴロゴロした石。滑らないように気をつけながらゆっくりと。穢(けが)れを落とし、身を清めるために行う禊。水温は、初めは冷たく感じましたが、慣れると暖かくて優しい肌触り。頭の先まで海水に浸かります。ブクブクブク……地上の音が聞こえなくなって、海のうねりと太陽の熱だけを感じます> 

 宗像大社に参拝した後の鈴木の大ブレイクは、前述のとおりだ。

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