有吉弘行、狙うはビートたけし路線? 夏目三久との結婚で進む「まじめキャラ」に賛否の声の画像
有吉弘行

 お笑いタレントの有吉弘行(47)がMCを務める特番『有吉×怪物』(日本テレビ系)が9月29日に放送され、前週の9月25日に最終回を迎えたばかりの『有吉反省会』(同局系)から、まじめモードに路線変更したことが、多くの視聴者をザワつかせたようだ。

 この番組は、一般的にはあまり知られていないが、その業界では伝説的に語り継がれている“怪物”を、いったいどんな人物なのか徹底取材し、MCの有吉と怪物パネラー陣がその正体に迫る、ヒューマン・ドキュメント・バラエティ。

 番組のセットは有吉がMCを務めた『有吉反省会』のほぼ流用。怪物パネラーも指原莉乃(28)、博多大吉(50)、バカリズム(45)、大久保佳代子(50)、友近(48)と、『反省会』の反省見届け人とまったく同じだが、レギュラー反省人の作家・岩井志麻子(56)らの姿はなかった。

 登場したゲストは、映画『シン・ゴジラ』などさまざまな作品で、写真を超えるリアリティを持つ背景を60年以上も描き続けてきた画家の島倉二千六氏や、レディー・ガガに衣装を提供したファッションデザイナーの廣川玉枝氏など。あまりバラエティに出演しない“怪物”たちだった。

 番組冒頭、島倉氏を紹介するVTRを受け、有吉は「どうも、ちゃんとした番組っぽいですね」と『反省会』を意識したような発言。バカリズムも「パネラーは)僕らじゃないです」と訴え、大吉は「てっきり、ぱいぱいでか美に会えると思ってきた」と、反省人のアイドル・ぱいぱいでか美(30)の不在をボヤいた。

 さらに、島倉氏の感動的なエピソードが紹介されると、大久保が「有吉反省会のつながりで(番組収録に)来てたんで。同じ制作会社が作ってます?」と、スタッフが『反省会』と同じことに違和感を覚えると訴え、バカリズムも「真逆ですよ」と、『反省会』と180度違うまじめな番組作りに驚いていた。

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