■人気コンビに「海援隊があったからお前たちは今あるんだ」

 武田と同郷の芸能人からは、ほかにも驚くべき話が明かされている。

 2015年11月に都内で行なわれた、『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』のゲスト声優公開アフレコイベントに出席した博多華丸・大吉博多大吉(50)は、「芸能界の閻魔大王は誰?」という話題で、2014年の『THE MANZAI』で優勝した当時を振り返り、「芸能界の方々は本当に良かったねと言ってくれたんですけど、お1人だけ“お前ら違うんじゃないか? 博多弁を使うやり方が汚い”と言われたのが、武田鉄矢さんでした」と暴露した。

「大吉はほかにも、“海援隊があったからお前たちは今あるんだ”とも言われたと明かしていました。さらに博多華丸(51)も、“お前たちは汚か。俺たちが作った線路ば、お前たちは後ろから走っただけ。汚か”と武田から言われたというのです。

 博多華丸大吉は、もちろん愛情を込めて話しているのでしょうが、見事なまでの先輩ヅラ発言ですし、“芸能界の閻魔大王”と揶揄されても仕方ないですよね」(前出の芸能ライター)

 大吉は、陣内から冗談で「大吉は博多が嫌い」との噂を流され、巡り巡ってそれが武田の耳に入ってしまったところ、「お前、挑発的な目をしているな。やんのか、きさん!(やるのか、お前!)」と叱られてしまったこともあると、2017年3月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で明かしている。

「優しくて面倒見の良い人格者というイメージとは、だいぶかけ離れたエピソードもある武田さんですが、こうした強烈なパーソナリティゆえに、芸能界で長きにわたって活躍できているのではないでしょうか。腹黒さはもしかしたら、武田さんにとって芸能界を生き抜くための1つの術ということなのかもしれませんね」(ワイドショー関係者)

 プライベートでは腹黒でも、作品では感動を与え続けてほしい!

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