■志村けんさんは“3匹の愛犬鳴かず”で「被害総額約1500万円」

 2020年3月に亡くなった志村けんさんも生前に空き巣被害に遭っていた。

「志村さんは2004年12月、『発掘! あるある大事典II』(フジテレビ系)の収録のために自宅を離れていた際に空き巣に入られて、ブルガリの時計、指輪、ブレスレットなどの貴金属類約1500万円相当と現金40万円を盗まれたといいます。

 志村さんは当時会見で“大丈夫だぁ~”とギャグを披露しておどけていました。ただ、事件当日はいつものように収録後の飲みに出かけるをやめて、青い顔でまっすぐ帰宅したそうですから、さすがにショックも大きかったようです。

 また、志村さんは当時愛犬3匹を飼っていましたが、まったく番犬の役目を果たしてくれなかったといいます。事件後に志村さんは“ワンちゃんがいるのになんで被害に遭ったのだろう”と話していたそう。たしかに、3匹もいれば1匹くらいワンワン鳴いて大騒ぎして欲しいですよね」(前出の芸能記者)

 長年、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)をやっていた志村さんとあって、動物への信頼は人一倍厚かったのだろうが、かわいい3匹は“番犬”ではなかったようだ。

「芸能人は一般の人に比べて、高価な貴金属などが家にある可能性が高いですから、犯人にとっては格好の標的なのでしょう。万全の防犯対策をしないと危険ですし、神田のように身近な人に狙われるケースもある。プライベートでも気が抜けない、大変な仕事ですよね……」(前同)

 一瞬の警戒心の薄れが命取りになってしまう。芸能人はつらいよ……。

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