■実は数字にトリックがあったが、それにしてもすごい

「登録者数34万人の見取り図の『見取り図ディスカバリーチャンネル』が246万円、143万人のチョコレートプラネットの『チョコレートプラネットチャンネル』が806万円。

 そして、“吉本でさんまさん(明石家さんま)の次に稼いでる”“推定年収5億”という声も絶えないかまいたちによる、登録者数141万人の『かまいたちチャンネル』は、推定月収1809万円という、やはり驚異的なスコアが出ました。

 これに加え、“企業案件”の動画や、ふつうの仕事のギャラもあることから“これはマズいね。何を上げても50~100万再生ぱぱぱっといちゃうから”と、金ちゃんは舌を巻いていました。ただ、坂井には“金持ち=太ってる”というイメージがあるらしく、“それにしては(濱家隆一は)ガリガリじゃない?”としていました(笑)」(前出の専門誌記者)

 その後、霜降り明星、かまいたち、チョコレートプラネットが「芸人YouTube界の大成功例」とする坂井の提案で『しもふりチューブ』を確認したところ、こちらも月1483万円というやはり驚異的な数字を記録。

「次に金ちゃんが気分を落ち着けるためにニューヨークの推定月収を調査したところ、登録者数24.8万人で162万円を記録していたことから、34万人の見取り図の見取り図と比較して、“登録者数関係ないね”と結論付けていました。実際に両者のチャンネルを比較したところ、見取り図の方が10万再生を下回る動画数が圧倒的に少なかったですね」(前同)

 そしていよいよ、自分たち鬼越トマホークが推定261万円と発表したが、ここでこれまでの推定月収には裏があることを明かした。

「実は推定値には上限と下限があって、鬼越は視聴者の気を引くために“そこまでの可能性あるよと上限の方をずっと言ってた”と金ちゃんが告白したんです。しかも、鬼越トマホークの場合は82万円~261万円ということですから、かなりムラがある。

 しかし、それを考慮してもかまいたちの最低推測値は571万円ということですから、やはり驚くほかありません」(前同)

 アメリカドリームならぬYouTubeドリームを目指す若者が多い理由がよく分かるーー。

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