■止まらない退所者…“変わるジャニーズ”で森田も長瀬化?
10月6日の『2021 FNS歌謡祭 秋』ではSMAP以外にも、4月いっぱいでジャニーズを去った近藤真彦(57)が、水樹奈々(41)、LiSA(34)とともに『ミッドナイト・シャッフル』を歌唱した2018年1月放送の『MUSICFAIR』(フジテレビ系)の映像が流れている。
「完全な円満退所というわけではない退所者の映像も普通に使われる状況にあり、“ゆるくなった”とも感じられますね。こうなっているのも、ジャニーズ事務所を取り巻く環境の変化というのも関係しているのかもしれません」(夕刊紙デスク)
ジャニーズでは、2019年7月にジャニー喜多川氏が逝去し、同年9月に元関ジャニ∞の錦戸亮(35)、2020年3月に中居、6月に元NEWSの手越祐也(32)、10月に山下智久(36)、12月に少年隊の錦織一清(56)と植草克秀(55)。2021年に入っても3月いっぱいで長瀬と元King&Princeの岩橋玄樹(24)、4月に近藤、そして11月1日に森田が退所する。元男闘呼組の岡本健一(52)も10月いっぱいで専属契約を終了して、新たにエージェント契約を締結することが決まっている。
「ジャニーズはこのところ、退所者が主要グループからも続々と出てしまっている状況です。やはりカリスマ・ジャニー氏の逝去が大きかったのでしょうね。
こうした中、テレビ局が人気グループやタレントの過去の映像を使いたいというときに、退所者が映っている、との理由で締め付けがあると制作サイドは困ってしまいます。また、ジャニーズ事務所にとっても、まだ活動中のグループや元メンバーがまだ在籍している場合には、自社のタレントが取り上げられる機会を失ってしまうことになり、決していい話ではないでしょう。
だからこそ、退所者も映る過去映像の扱いがゆるくなっているのかもしれませんね。芸能界に一大帝国を築き上げたジャニーズも、普通の芸能プロダクションのように変化していっている感じもしますね」(前同)
こうした中で、森田出演の映像の扱いはどうなっていくのか。
「『TOKIOカケル』で、長瀬の過去映像があれだけ高頻度で使われているとなると、おそらく退所前に本人と事務所間、本人と番組サイドで映像の使用に関する話し合いをして、了解をもらっているのでしょう。森田ももう退所後のライブ映像の配信が決まっていますし、今後、ジャニーズ在籍時の映像の扱いは長瀬と同じようなものになるかもしれませんね」(同)
音楽番組などで、6人揃ったV6の映像がいつまでも見られたら、ファンにとっては嬉しいことだろう。