■ついに気持ちの通じ合ったユキコと森生

 ユキコに危ない思いをさせる森生が許せないイズミは激怒するが、森生との出会いで新しい世界を知り始めたユキコは、ハイヒールに似合う服を1人で買うことに挑戦。その姿を見守っていたイズミは、妹の成長に「アイツのおかげかもね」とうなずいた。

 そして、ドラマの後半。買ったばかりの服を着て、プレゼントのハイヒールを履いたユキコが、森生のバイト先にやって来る。それに気づいた森生が声をかけた瞬間、ヒールが歩道のくぼみにハマってしまい、ユキコが転びそうになってしまう。

 とっさにユキコを抱きとめた森生は、その勢いで彼女をサイドハグ。ちょうど口元がユキコの耳元に近くなり、「俺の声、届きますか」とささやくと、ユキコは「うん」とうなずき、森生は「良かった」と言ってギュッと抱きしめた。

 そして、森生が「給料入ったらはきやすい靴プレゼントしますから」と言うと、ユキコは「これでいいじゃん。これ履くときは、いつもいてくれるんでしょ?」と彼を見あげる。森生がもう一度強く抱きしめると、腕の中でユキコは笑顔で溢れていた。

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