■本人には不本意だったかもしれないが、好感度は上がった

 さらに続けて、

「いまだから言えるけど、教室の隅とか廊下の端とか、誰も来ないベンチとかでお母さんの作ったチャーハンおにぎりを1人でずっと食べてたんです。食べてるって思われたくないから立ったまま、“パソコンやってます”みたいな顔をしておにぎり1人で食べてて。だから、友達がいない辛さみたいなのをお母さんのおにぎりが救ってくれてたって時期が長くてですね。いまでもお母さんのおにぎりを食べると涙が出てくるんですけど」

 と明かし、最後に、この話をすると「麻美がそんな状況でおにぎり食べてたなんて知らなかった!」と母親が泣いてしまう、と話し、想像食レポの演技に移った。

「その後の食レポがトンチキすぎたことで“5万人くらい離脱してません?”としていましたが、むしろネットでは《不器用だけど努力家、人見知りだけど情が深い》《親近感が湧く。意外と普通の人間だったんだな》とリスナーには大好評でした。

 “炎上”こそ起こせませんでしたが、水卜アナの魅力は十分すぎるほどに伝わったのではないでしょうか」(専門誌記者)

 終盤にはリスナーの「まだ発言がネットニュースになってません」という報告に「マズいぞ!」と焦ったり、「今度出たら炎上ネタを5本くらい持ってきます!」と語っていた水卜アナ。

 楽しいラジオとなったが、本人としては、もっとハッチャケたかったのかも!?

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4