■SNSを賭けて挑んだ選挙戦で「秒落選」

“迷惑系YouTuber”ではよりひとだけでなく、へずまりゅう(30)も、このところ注目を集めていた。

 へずまは10月24日に投開票が行なわれた参院山口選挙区補選に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)から立候補し、得票総数6809票で落選したのだ。

「へずまは、得票数が1万票に届かなかったらSNS引退公約に掲げていました。そのため本人にとっては手痛い敗北ではあるのですが、それでも、よりによって山口県でへずまが約6800票も獲得できたのは驚きですよね。ただ開票後即、彼の落選は明らかになったといいます」(夕刊紙記者)

 2020年7月にへずまは、愛知県内のスーパーで会計前に魚の切り身を食べたとして、同県警に逮捕。その後、彼が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、護送にかかわった警察官や留置場で同室に収容されていた他の容疑者らの感染も確認された。

「へずまは、逮捕前の昨年6月29日から7月11日にかけて、東京都、千葉県、静岡県、広島県、山口県と県をまたいで移動。山口県を訪れた際に接触した2人がコロナに感染してしまいました。彼はマスクもせずに多くの人と接触していたとの報道もあり、感染予防を無視した行動に、世間から猛バッシングを受けただけでなく、山口県の村岡嗣政知事(48)が会見で“一体なんてことをしてくれるんだという思い”と怒りのコメントを出したこともありました。

 今回の選挙戦でも、へずまは“山口県知事、ゴメンなさいでした!”と山口県庁前で演説していたといいます。県知事や県民に対して喧嘩を売っているとしか思えない行為ですよね。そうした経緯がありながらの6800票を取ったわけですから、その数は決して少ないとは言えなそうですね」(前同)

 そんなへずまりゅうに対しては、「山口県民として、本当恥ずかしい」「山口県は甘くないぞへずまりゅう」「山口をなめ腐った男」など、今回の選挙戦についての批判がネットに多数寄せられている。

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