■『二月の勝者』柳楽優弥もランクイン

 山田裕貴は、2020年放送の田中圭主演『先生を消す方程式』(テレビ朝日系)で見せたサイコパスな教師役や、今年1月期放送のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』の平静な教師役、7月期の戸田恵梨香永野芽郁ダブル主演ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)での気のいい刑事役、映画『東京リベンジャーズ』での不良役など、演じる役の幅がとにかく広い。先日には12月放送のドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)で、主人公の志村けん役を演じることも話題になった。そんな山田には「いろんな役をしていて、どれも印象が違う」(34歳/女性)、「ヤバい役のときの鬼気迫る感じは恐怖だし、優しい役のときの繊細さには胸打たれる。まるで多重人格のように役で人が変わるのがすごい」(22歳/女性/総務・人事・事務)という理由が挙がった。

 第6位(3.0%)には、吉沢亮柳楽優弥の2人が同率でランクイン。

 現在放送中のNHK大河ドラマ青天を衝け』で、主人公の渋沢栄一役を演じている吉沢亮。同ドラマでは生き生きとした表情も多く、これまでも爽やかなイケメン役が多かったが、2018年公開の二階堂ふみとのダブル主演映画『リバーズ・エッジ』では、どこか陰のあるアンニュイな同性愛者の青年を演じるなど、難しい役もこなす。

 吉沢を選んだ人からは、「大河ドラマの主演をやっているが、他のドラマではダークな役も演じていて、作品によって全く違う顔を見せている」(38歳/女性/営業・販売)、「『トモダチゲーム』の役ではアウトローな雰囲気でハラハラした」(33歳/女性)などの魅力が挙がった。

 現在放送中の主演ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系)で、無表情で無慈悲、合理的なカリスマ塾講師役を演じている柳楽優弥。子役から活躍しており、アウトロー役やまじめな役、シリアスからコメディなど、幅広い演技を得意としている。

 そんな柳楽には、「『今日から俺は!!』の映画版のヤンキーや『ファブル』の役などを見てすごいと思った。演技力が高い」(27歳/女性)、「怖い役のとき、マジで目がイッてるのがすごい。迫力がただものではない」(34歳/女性)という称賛の声が続いた。

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