■SMAPと対照的な終わり方だったV6

「V6は解散を発表してから、今後を意識させるラストシングル『僕らはまだ』を出したほか、音楽番組に例年以上に精力的に出演。10月26日には『学校へ行こう!』(TBS系)を生放送SPとして復活させて、みのもんた(77)をはじめ過去の出演者も可能な限り呼び、最後はファンの前で解散コンサートでお別れという、まさに“円満”という言葉が似合う最後でした。それだけに、ネットでは対照的なラストだったSMAPの解散を思い出す人も多かったですね」(前出の女性誌記者)

 SMAPのラストイヤーは、25周年だったにもかかわらず、新曲発表およびツアーはおろか、解散騒動前に決定していた3月12日生放送の『震災から5年“明日へ”コンサート』(NHK)以外に音楽番組の出演はなし。最後の『スマスマ』も、約5時間の拡大版とはいえ過去の名場面集に終始し、SMAPの生出演はなかった。番組のムードについても、「『学校へ行こう』が卒業式なら、『スマスマ』はお通夜」という声まででてしまったほど。

「ファンにきちんと別れを告げることができなかったことは、中居も無念だったのでしょう。現在、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明(39)が芸能界を引退してプロデュース業に専念する際も、今井翼(40)とのユニットだったタッキー&翼が不完全な幕引きにならないように直接連絡したことを、18年末に『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)で明かしています」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4