■ナイツは「おぼん・こぼん解散ドッキリ」に猛反対だった

 お笑いコンビ・ナイツ塙宣之(43)と土屋伸之(43)もおぼん・こぼんの不仲をネタにしていた。

 2019年2月放送の『水曜日のダウンタウン』では、そのナイツの仕切りでおぼん(72)が仕掛け人となってこぼん(72)に解散ドッキリを行なったところ、本当に解散する寸前までいってしまった。

 同年9月放送の同番組でも、2人に催眠術をかけて仲直りさせる企画が放送され、そしてついに10月6日放送の『水曜日のダウンタウン』でおぼん・こぼんは和解に至った。

「実は、最初の解散ドッキリがきっかけとなり、おぼん・こぼんの関係に完全に亀裂が入ってしまったといいます。ナイツも当初、ドッキリを仕掛ける相手を知らなかったそうですからね。現場でおぼん・こぼんに解散ドッキリを仕掛けると聞かされ、“マジで勘弁してください、大ごとになりますよ”と本気で反対するほどだった。

 そして、実際にドッキリをやったら大事態に発展。最初のドッキリのあと、番組スタッフとナイツでおしぼりを投げつけたこぼんさんに謝罪しに行ったそうです。さらに完全に仲違いした2人をくっつけるという企画まで放送し、太田さんがブチギレたというわけなんです」(前出のお笑いプロ関係者)

『水曜日のダウンタウン』効果で、おぼん・こぼんが舞台に立つ「浅草フランス座演芸場東洋館」は満員だというが、

「それは喜ばしいことなのですが弊害も出てきているんです。今、東洋館に来てくれるのは『水曜日のダウンタウン』を見て“仲がいいおぼん・こぼんが見たい”となった人がほとんど。ただ、毎日おぼん・こぼんが東洋館に立っているわけではなく、おぼん・こぼんの出演がない日は全然、満員ではないんです。

 また、おぼん・こぼんがトリを飾る際には、その前の出番の芸人が“僕はもう下がったほうがいいですよね”と冗談交じりに言うこともあるんですが、これに対し客席から本気で“もういいから下がれ!”と心無い声が飛び、劇場が凍りつくこともありましたね」(前同)

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