“夜の女王”ミスコンイベント『第1回ナイトクイーングランプリ』開催!スナック部門は「三重県愛宕町の名物ママ」に決定の画像
『第1回ナイトクイーングランプリ』ファイナリストたち(写真中央は福岡市・中洲の市川あず沙さん)

 11月8日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境に立たされてきた水商売業界の活性化を目指し、一般社団法人・日本水商売協会が“夜の女王”を決定するミスコンイベント「第1回 NIGHT QUEENグランプリ」を開催。各部門のグランプリが決定した。

 同イベントは、全国のクラブ、キャバクラ、ガールズバー、ラウンジ、スナック、ショーパブといった水商売に従事するキャストやママ100人の中からナンバーワンを決定するというもの。北は仙台の国分町、南は福岡の中洲と幅広い地域から出場したファイナリスト30名が、ウォーキング審査や仕事への熱意を語るスピーチを披露。

『女帝』『嬢王』『夜王』で知られる漫画原作者の倉科遼氏やタレントの玉袋筋太郎らによる審査員投票とオンライン投票の合計ポイントによりグランプリが決定した。

 カサブランカ部門(クラブ)でグランプリに輝いたのは、テレビやYouTubeチャンネルなどでも人気の唐沢菜々江ママがプロデュースする銀座の会員制高級クラブ「club Nanae」に在籍する関口亜耶さん。22歳でシングルマザーになって以来、女手一つで小学生の息子を育てているという関口さん。スピーチでは「息子にかっこいい姿を見せたくて大会にエントリーした。原動力は今日の会場にも来てくれている息子の存在です」と語り、見事グランプリに輝く姿を見せた。

 ローズ部門レジェンドクラス(キャバクラ・ラウンジ・ガールズバーに10年以上勤務)では福岡市・中洲の「BAR high scene」に在籍する市川あず沙さんがグランプリを受賞。市川さんは今年8月に新型コロナに感染し、髪の毛が抜けてしまう後遺症にも悩まれたという。抜けていく髪の毛を見てショックを受けたというが、スピーチでは「ありのままの私を見てほしいという考えに変わった。今私にできることは夜から日本を明るくすることだと思っています」と笑顔を見せた。

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