■テレ東の韓流ドラマにも負け続けた『ラヴィット!』

「大きな話題となった『水曜日のダウンタウン』を見て、『ラヴィット!』も見てみようとなった視聴者も少なくなかったのではないでしょうか。だからこそ、『ラヴィット!』でもまた“チーソーネタ”をやっているわけですよね。

 そして、『THE TIME,』も一時は視聴率を伸ばし、それを受ける『ラヴィット!』の数字も実際、微増しつつありました。

 それまで、世帯視聴率2%台をうろうろしていましたが、一時は3%台を突破しましたからね」(前出の制作会社関係者)

 番組開始以来、『ラヴィット!』は同時間帯にテレビ東京で放送されている韓流ドラマにも視聴率で後れを取っていた。しかし、10月27日には世帯視聴率3.4%を記録し、ついに韓流ドラマを上回った。

 また、『ラヴィット!』は開始以来「日本でいちばん明るい朝番組」を謳い、ニュースや芸能ネタをいっさい取り扱ってこなかった。

「ここ最近はその方針がより徹底され、硬派な大喜利番組としてお笑いファンの心をつかみつつあります。レギュラーメンバーだけではなく、スタジオゲストやVTRに芸人が登場する機会も増えてきています。

 朝の情報番組から脱却し、完全にバラエティ番組をやろうとしているんでしょう。川島さんも腹をくくって、笑いに徹していますよね」(前同)

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