■波乱万丈だった後藤姉弟

「祐樹はあの“ゴマキ”の弟ということもあり、00年にデビューしましたが、15歳だった2002年当時にキャバクラで飲酒していたことがスクープされて芸能界を引退。

 その後、2007年に複数の工事現場から銅線を盗み、警備員への暴行容疑などもあったことから強盗致傷で逮捕され、懲役5年6か月の実刑判決を受けて川越少年刑務所に服役しました。

 2012年に仮釈放されてからはタトゥー関連のサイトでコラムを執筆していた時期もあり、2013年に発売した自叙伝『懺悔 ゴマキの弟と呼ばれて』(ミリオン出版)では亡くなった両親や姉である真希への思いの他、芸能活動をしていた頃の裏話や獄中生活についても語っています。

 さらに、2017年には『今田×東野のカリギュラ』(Amazon Prime Video)で15年ぶりとなる番組収録に参加し、首や腕などにタトゥーを入れていることもあって“(タトゥーは)まだまだ日本では世間的にも厳しい。(タトゥーの)印象をよくしていきたいですね”などと明かしていました。

 今回の『1000万円』の企画は、服役中に母親から“首のタトゥーだけはどうしても消してほしい”と言われていたことから“タトゥー除去の費用を稼ぐため”としていました。姉弟そろって、波乱万丈な人生ですね」(前出の女性誌記者)

 姉の“ゴマキ”は、11年に活動休止を発表してから14年に結婚し、二児のママとなった17年からは芸能界に復帰。衰えない美貌でママタレとして再ブレイクしていたが、19年3月13日の『文春オンライン』で、元カレとオンラインゲームがきっかけで不倫関係に発展したことが報じられた。離婚には至らなかったが、裁判沙汰になったことで、その生々しい不倫の実態が法廷で明らかにされたことは記憶に新しい。

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