■「まったくの1人」は中居正広の“イメージ戦略”

 2020年2月に記者会見を行ない、独立することを発表した中居は「のんびりなかい」について「社員も誰もいない。マネージャーもいない。まったくの1人です」と語っていた。

 また、2020年3月の『週刊女性』(主婦と生活社)では、都内のオフィス街にある古いビルの3階にあるという「のんびりなかい」を訪ねてみると、70代の男性税理士が現れ、「ここは一時的に名義を貸しただけ」と応じたとも報じていた。

 現在、中居のマネージャーを務めているのは、SMAP時代から中居の専属マネジャー兼運転手を担当してきた男性で、ジャニーズ事務所から“出向”という形で独立後もサポートを続けているとされる。

「社員もいない、そして新宿区の雑居ビルに会社を登記しているのは、どうやら中居さんの“メディア戦略”のようで、登記とは別の場所にしっかりと事務所を構えているんです。それも東京・港区の超高級タワーマンションの一室に、です。繁華街のど真ん中のあそこだと、月に100万円はいかないとしても、それに近い額はするでしょう。

 また、社員もジャニーズ事務所から出向しているマネージャーだけではなく、他にも複数人いるそうです。超高級オフィスに入る事務所の家賃、スタッフへの人件費をはじめとする諸経費で月600~700万円は出ていっているのではないでしょうか。年間だと7000~8000万円。これはかなり大きな出費ですよね。

 加えて、今年3月には冠番組『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)が終了。20年続く『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)も最近は世帯視聴率、コア視聴率が振るわず、打ち切り話もささやかれていますから、中居さんのボヤキはリアルな気がしますね」(前出の制作会社関係者)

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