■『バイキングMORE』最大のネックは“坂上の年間2億円ギャラ”!?

『バイキングMORE』になって坂上が変わった大きな理由――。それは、伊藤利尋アナ(49)が司会に入ったことだという。 

「『バイキングMORE』になる前は、扱うネタのこと、生放送での進行のことなど、番組のすべてに責任を抱えてイライラしていた坂上さんの負担が、実力者の伊藤アナが来たことで大きく軽減されたんです。進行面は伊藤アナに任せることで坂上さんはかなりやりやすくなっているようで、それに伴ってスタッフとの関係もとても良好になっているんです。

 また、毒舌の部分でも大きく変わっています。たしかにかつてはイケイケで、現在もそうした一面が出る瞬間はありますが、坂上さんは今、基本的には片方に意見が寄らないようにバランスを取っています。逆に、暴走が止まらないおぎやはぎ小木博明さん(50)に、坂上さんが冷や冷やしている感じですよ」(前出の制作会社関係者)

 番組“打ち切り”の理由が坂上の問題でないのなら、なんだというのだろうか――。制作会社ディレクターは話す。

「端的に言うと、カネですよ。フジテレビでは坂上さんのギャラを含めて、現在の『バイキングMORE』の制作体制を維持できない、ということだと聞いています。

『バイキング』から『バイキングMORE』になって、番組の時間が1時間長くなり、それまでもう少し安かった坂上さんのギャラが1回80万円ほどになったと噂されています。単純計算で坂上さんに払うギャラの総額は年間約2億円。それがもう払えない、ということです。今秋からギャラを下げてもらう交渉に入っていると聞いていましたが、“打ち切り内定報道”が出たということは、それがまとまらなかったということでしょうか……」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4