吉高由里子『最愛』考察が過熱“加瀬さん・梓黒幕説”をラストで吹き飛ばすのは優・高橋文哉の失われた記憶か?の画像
吉高由里子

 吉高由里子(33)主演のドラマ『最愛』(TBS系)の第8話が2021年12月3日に放送され、井浦新(47)が演じる弁護士・加瀬賢一郎が、渡辺昭(酒向芳/63)殺害犯である疑いが突如が強まり、多くの視聴者をザワつかせたようだ。

 このドラマは、真田ウェルネスの代表取締役・真田梨央(吉高由里子)と、梨央の初恋の相手だった刑事・宮崎大輝(松下洸平/34)、梨央を守ろうとする加瀬を中心に、15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

 第8話は、真田グループの闇を追っていたフリーライター・橘しおり(田中みな実/34)の遺体が発見される。争った形跡はなかったため、雑居ビルからの転落事故と考えられたが、渡辺昭殺害事件の参考人だったこともあり、警視庁捜査一課の山尾敦(津田健次郎/50)は事件性を疑う。

 また、梨央の秘書・児島彩夏(宮下かな子/26)が、梨央のスケジュールを専務・後藤(及川光博/52)に伝え、彼はそれをしおりに渡していたと告白。さらに、後藤が寄付金を不正に利用していたことが発覚するが誰も後籐と連絡が取れず、行方をつかめずにいた。

 一方、梨央の弟・優(高橋文哉/20)は、記憶が欠落する障害を治療する新薬の治験を目前にしていたが、再び記憶が飛んだと梨央に明かす。また、大輝は優が持っていた赤いペンが、渡辺昭殺害事件の遺留品とそっくりだと気づく。それは優が姉の梨央から借りたものだった。

 そして、ドラマ終盤、梨央の母・真田梓(薬師丸ひろ子/57)によって、赤いペンは新会社設立の記念品として作った特注品で、5本しかないことが明かされる。梨央が「誰が持ってるの? お母さんと……」と問うと、梓は「梨央、(兄の)政信、後藤、それと加瀬くん。持ってるのはその5人ね」と答えた。

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