■工藤と宮沢の共通点と最大の違い

「森田の場合、以前からりえや蜷川幸雄さんとの出会いなどを経て、役者業に強く惹かれていたことや、歳を重ねるうちに“アイドルとして見られたくない”という思いが強くなって役者業を極めたいと考え、退所をメンバーに相談した結果、“6人じゃなければV6ではない”というメンバーの意向もあり、解散という選択になりました」(前出の女性誌記者)

 3月25日号の『週刊文春』(文藝春秋)にも「かねてから自分の意思で自由に仕事したいと考えていた森田は結婚後、その傾向が一層顕著になった」と報じられており、妻であり大女優である宮沢に大きな影響を受けたのは、間違いないだろう。

「しかし、工藤さんとは大きく違う点がある。現在、自身のインスタグラムがあるかないかです。実はこれが、両者の評判に大きな違いを与えていました。

 かつて宮沢はインスタをしており多くのファンから支持を得ていましたが、結婚を翌年に控えていた2017年12月に事件が起きてしまったんです」(専門誌記者)

 宮沢は09年から16年(離婚協議は12年から)まで結婚していた前夫との間に娘がいて、17年に森田主演の舞台『すべての四月のために』を一緒に観劇していた。この様子を目撃していた森田のファンが宮沢に対して激怒し、誹謗中傷のコメントが相次いでしまったのだ。その結果、同年11月30日に、

《(中略)今まで見て下さった皆様、ありがとう。みなさんのコメントに励まされたり微笑んだり楽しい時間でした。そしてその逆に不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね。。。そんな皆さんの言葉からも学ぶべきものがありました。人には様々なも想いや言葉や感情が溢れていることを改めて知ることが出来ました。感謝です(以下略)》

 と謝罪と感謝の言葉を花の写真とともに投稿し、ほどなくしてインスタグラムを閉鎖したのだ。

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