嵐・二宮和也の『カッペリーニ』(フジ)が、天海祐希の『緊急取調室』(テレビ朝日)、星野源&綾野剛の『MIU404』(TBS)に絶対勝てない「3つのワケ」の画像
二宮和也(嵐)

 1月3日の21時から、フジテレビは新春ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』を放送。第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たした、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋の物語で、主演は二宮和也(38)、ヒロインで主人公の妹を有村架純(28)が務めることが発表されているが、ファンの間で「視聴率争いに負けるかもしれない」と、不安な声が出ているという。

「まず1つ目の理由としては、20年と21年の新春にフジテレビで放送した木村拓哉(49)主演ドラマ『教場』シリーズのインパクトの強さです。これまでの“キムタク”と一線を画した白髪と一切笑わない義眼の教官・風間のビジュアルが大いに話題を呼びましたが、21年1月に放送した内容から、22年新春も『教場』の続編をやる、とばかり思っていたファンが多かったんです」(専門誌記者)

 21年の1月3・4日に前後編で放送した『教場Ⅱ』のクライマックスでは、主人公の風間(木村)が右目を失ったキッカケとなった事件の回想が描かれていた。のちに警察学校の生徒になるバイク便の従業員が実は犯人と鉢合わせしていたこと、過去に風間の部下である遠野(北村匠海)が登場していきなり千枚通しで首元を刺されて重傷を負い風間が「死ぬな!」と絶叫して幕を閉じるなど、今後を期待させる衝撃的なシーンが展開されたのだ。

「長岡弘樹による原作小説『教場0』がベースになった過去編が放送されるものと思われていましたが、結果的に2022年には『カッペリーニ』が放送されることにガッカリしているファンが多いんです。

 ちなみに9月14日の『週刊女性PRIME』によると、フジテレビは21年10月~12月に『教場0』を連ドラ化する案もあったものの、木村のスケジュールの都合で頓挫してしまい、代わりに江口のりこ(41)主演の『SUPER RICH』が生まれたといいます。『教場』の続編は、“早くても23年の放送になりそう”とも言われています。『教場』の演出を手がける中江功氏は“できればやりたいですね”とコメントしていました」(前同)

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