■心地よい“無の境地”
ゆま「ええ!? どんな話してたっけ?」
雅「人に無理強いせず、サウナの良さを教えてあげたいって」
ゆま「あ~(笑)。だって、サウナが苦手な人の多くは、水風呂が苦手なんだよね」
雅「確かに、そう! 水風呂こそが気持ちイイのに、入るのが怖いっていうんだよね~」
ゆま「かといって、“気持ちいいから入れ”って強制しちゃうと、よけいに、水風呂が冷たくてつらいとしか感じないと思うんだよね。だから私はまず、お風呂やサウナだけを楽しんでもらえばいいと思うの。そしたら、自然と“熱いから、水風呂に入りたい”って気持ちになるんじゃないかなって。これが私の“攻め方”です(笑)」
雅「この考えは私にはなかった。私なんか、サウナ初心者に“大丈夫、危ないことはしないから私を信じて!”と言って水風呂に入れちゃうんだけど、ゆまちゃんは“どうする? やってみる?”って相手に選択権を与えつつ、気づいたら水風呂に導いているタイプ。どう考えても、ゆまちゃんのほうがイイ女だよ」
ゆま「アハハ。激しめと優しめ、どっちが好きかは癖にもよるかも」
雅「サウナの気持ちよさも、けっこう、人それぞれだよね」
ゆま「いわゆる“ととのう”って言葉だけど、快感に似ているという人もいれば、“無の境地”に達するという人もいるしね」
雅「ゆまちゃんは、どっちなの?」
ゆま「私は最近、無に近いんだよね。ほんと、魂が抜けたみたいに何も考えられない。それが気持ちいい」
雅「分かる。私も、初めの頃は“ととのう”ときにエクスタシーを感じていたんだけど、その後、心地よい無の境地が訪れるんだよね」
ゆま「あれって、男性の言う“賢者タイム”に近いのかな?」
雅「どうなんだろうね。男の人にならないと、さすがに、それは分からないよ」
ゆま「ウフフ。サウナの話から下ネタになっちゃったけど、雅ちゃん、大丈夫? 人妻なのに」
雅「そう! 私、こう見えて人妻なんです。読者の方もお好きな“人妻”。もう、結婚して9年になります」
ゆま「私も、旦那さんに一度お会いしたことがあるけど、旦那さんの年齢とかは公表しているの?」
雅「うん。私より24歳年上で、今年58 歳になるよ」
ゆま「男性にすれば、メッチャ夢のある話だよね!」(次号につづく)
松野井雅 Miyavi Matsunoi 1988年1月1日、広島県出身。女優。15歳で芸能界デビュー。2014年、松野井雅と名前を改め、心機一転。出演作は『牙狼』シリーズなど。公式ユーチューブでサウナ関連動画を公開中!
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