■市営地下鉄のホームでひたすら踊ったことも

「情報番組『夕方Don!Don!』での長谷川さんには、“へんし~ん”というテロップ付きで、衣装がジャージ姿に変わる演出があったんですが、この時のダンスこそが現代の“のりのりまさのりダンス”ですよ。 

 北海道テレビはこれを『最古の「のりのりまさのりダンス」』として、12月21日にYouTubeに公開したほか、当時の縁から、現在も錦鯉に関連したオリジナル動画や、テレビ放送の切り抜き動画を多数投稿しています」(前出の女性誌記者)

 11月に発売された錦鯉の自叙伝『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)にも、こんな記述があった。

長谷川「市営地下鉄のホームで、スタッフは反対側のホームから撮影しているんだけど、ひたすら踊ったこともあった」

渡辺「今なら絶対に、鉄道警察案件だよ!」

長谷川「そうしたら、かつての相方の久保田君(久保田昌樹)が“東京へ行こう!”と。もう一度、コンビを組んで、東京へ出て勝負しようといわれたんだ」

 同書によると、長谷川はバイト先の知り合いの誘いで小さな劇団で活動したところ「人を笑わせるって本当に気持ちがいいんだな」と衝撃を受けたという。漫才では教養のないおバカキャラをしている長谷川だが、「悲しい思いってパッと見てわからないけど、笑いはすぐわかる。声が出なくても笑顔にはなるし」と深い哲学も語っていた。

『M-1』で優勝し「よかったね!」「寝られないんじゃないかなと思って心配 楽しんでやってもらいたい」と母親からも『イチモニ!』(北海道テレビ)で直接祝福を受けた錦鯉・長谷川。

 これからも、「のりのりまさのり」で頑張っていただきたい!

  1. 1
  2. 2
  3. 3