■『笑っていいとも！』には超一流芸能人が出演
制作会社ディレクターはこう話す。
「生活情報中心の情報バラエティ番組になるという『Ｄｒｅｓｓ Ｕｐ（仮）』ですが、“事件や芸能ニュースなしで、本当に毎日３時間も放送できるのか!?”という話が出ていて、どんな内容にするべきか、企画会議が遅々として進まず大紛糾しているそうです。
ちなみにですが、視聴率が悪くなってくるとエンタメ路線からニュースやスキャンダルを扱うワイドショー路線に転換するというのは業界ではよくある話。『Ｄｒｅｓｓ Ｕｐ（仮）』もそうなる可能性は大いにあります。
ただ、そうしたケースだと、当初の番組スタッフはエンタメ系の番組を担当してきた人が集められているわけで、途中で番組方針を転向し、ワイドショー路線に舵を切ってもスタッフが上手く対応できない。それで、誤報やクレームの連発となる可能性もはらんでいる、とも言われていますね」
３１年にわたって続いた『笑っていいとも！』にはタモリのほか、笑福亭鶴瓶（７０）、明石家さんま（６６）、ウッチャンナンチャン、ダウンタウン、元ＳＭＡＰの中居正広（４９）、草なぎ剛（４７）、香取慎吾（４４）など、超一流芸能人が多数出演していた。
「そこから『バイキング』を経て『Ｄｒｅｓｓ Ｕｐ（仮）』が始まろうとしているわけですが、『笑っていいとも！』の時代から考えると、フジテレビの凋落、転落ぶりには凄まじいものがありますよね。わずか８年前には、タモリさんやＳＭＡＰメンバーほか豪華出演者のギャラをしっかり払っていた。それが、お昼の３時間番組のＭＣに芸能人を起用することすらできないというんですからね……。ただ、それはフジテレビというより、テレビ界全体の衰退ということになってきそうですが……」（前同）
『Ｄｒｅｓｓ Ｕｐ（仮）』は、どのような番組になるのだろうか。ＭＣ候補の佐野アナと山崎アナも起用には困惑している!?
