■波瑠、高畑充希……若手からの突き上げもあり「主演女優」として窮地に

 石原が主演を務めた2016年10月クールのドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)は平均世帯視聴率12.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、2018年1月期の『アンナチュラル』(TBS系)は平均11.1%と2ケタ超えを記録していた。

 ところが、『アンナチュラル』以降の主演ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)、『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)、そして『恋はDeepに』は、いずれも平均視聴率1ケタ台で、大して話題にもならず“4連敗”を喫していた。

「少し下の世代のドラマの主演を張れる女優、波瑠さん(30)や高畑充希さん(30)の評価がどんどん高まる一方で、数字が取れない石原さんは“第一線の地上波ドラマでの主演は厳しいのではないか”と見られていました。キャスティングのところでも“石原さん外し”の動きがあったといいますからね。ただ、妊娠発表のコメントからもうかがえますが、石原さんは出産後も仕事を続けていくつもりです。

 これから彼女は母親になり、子育ても経験する中で女優としてのステージも大きく変化していくはず。さん(35)は結婚前から女優として第一線で活躍していましたが、3人の子どもを育てながら仕事に打ち込むスタイルが多くの女性から支持されています。石原さんも杏さんのように仕事もできるママ女優になっていくのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 北川景子(35)は2020年9月に第1子女児の誕生を発表してから、約2か月後には仕事に復帰。また、多部未華子(32)も2021年夏頃に第1子を出産し、約3か月後の同年11月に仕事に復帰している。

「石原さんも北川さんや多部さんのように、出産後、数か月で復帰するのかもしれませんね。ここ数年、“ドラマ主演女優”として厳しい立場にあった石原さんですが、独身の美人女優から、結婚を経てママ女優になるわけです。そうなるとドラマや映画の役柄にも変化が出てくる可能性は大いにあります」(前同)

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