■Koki,“初女優”『牛首村』3つの「ツッコミどころ」!

『牛首村』では、Koki,が一人二役を演じることがすでに発表されているのだが、

「Koki,さんが画面に映っているシーンが本当に多いんです。主演かつ一人二役だから当然と言えば当然なんですが。彼女が演じるひとつの役がカメラのフレームから外れても、また別の役のKoki,さんが登場する。彼女のための作品、ちょっとひどい言い方をすれば、Koki,さんのPVかと思う人も出てくるでしょうね」(前出の映画誌ライター)

 同映画にはKoki,以外に、昨年10月クールのヒットドラマ『最愛』(TBS系)で吉高由里子演じる真田梨央の弟役を演じた高橋文哉(20)や、1月21日からスタートする『妻、小学生になる。』(TBS系)に出演する萩原利久(22)など、若手の実力派俳優が出演している。

 彼らの他にも、麿赤児(78)、松尾諭(46)、堀内敬子(50)、芸人ながら演技力に定評があるココリコ田中直樹(50)などの実力派の俳優が出演しており、映画全体を引き締めている。そんな熟練の俳優陣の中で演技初挑戦のKoki,は体当たりの演技を見せているのだが、前出の映画ライターはこう指摘する。

「Koki,さんの声が、ちょっと小さいんですよね。ほかの俳優陣は、演技の基礎がしっかりしているだけに、お腹から声が出ている。Koki,さんのセリフには、耳をそばだてる必要がありましたね。ひとつひとつの言葉がはっきりしない感じで、あえて言うとすれば、演技がかっていない自然体なセリフ回しではありましたが……」

 Koki,が演じるヒロイン・奏音には萩原演じるクラスメイトの香月蓮がいつもそばにいるという設定。そして、彼女のもう一つの役である詩音の恋人は高橋演じる倉木将太。2人のイケメン若手俳優がKoki,の横にいるということは、Koki,初のラブシーンも、初主演映画でいきなり、と期待したくなるところだが……!?

「そうしたシーンはあまり期待はできないかもしれませんね。Koki,さんは昨年、ファッション誌でセミヌードを披露し、その後、それに対し父の木村さんが不機嫌になっていたという報道がありましたよね。まだ二十歳にもならない娘が肌を大胆に晒すというのは、父親なら誰でも抵抗があると思いますが、もしかしたら、木村さんの“鉄壁のガード”が稼働したという可能性もありますね」(前同)

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