■ストーリーには不満の声が
視聴者のツイッター上での反響は「高畑充希ちゃんのファッションがすてき。身長小さくてスーツぶかぶか感あるけど、それがまたカワイイ」「松田翔太のオーラたるや、自分の直感で進めていくセンス型社長がお似合い！」「オレ様な志尊さんがカッコ良すぎてしんどい」などと、俳優陣は高評価だった。
その一方で、ドラマ自体に対する反応は薄いうえ、「ストーリーがありきたり。キャラクターもありがち。高畑充希好きだから期待したんだけどなぁ」「どっかで見たような脚本で、演者の良さを生かせてない」「全部予想通りに進んでて予定調和すぎ」など、脚本への不満の声があった。
これは、安定感があって安心して見られた一方で、先が読めないドキドキ感が少なかったためだと思われる。そのため、ドラマの本筋よりも、高畑のファッションや松田の存在感あふれるビジュアル、そして、志尊の新境地ともいえる“オレ様キャラ”のほうが、視聴者の興味を引いてしまったようだ。
今後の視聴率の推移が心配になってきたが、本作が主演ドラマで好成績を維持している高畑の黒歴史にならないためには、お仕事ドラマと恋愛要素のバランス次第。今後、恋愛要素がどれだけ入ってくるかが、鍵になるのかもしれない。今はツン要素だけの志尊淳だが、年上の高畑へのデレな一面にも期待したい。（ドラマライター・ヤマカワ）
