■あの番組の終了で『サンモニ』に炎上が集中!?

 さらに、張本氏は翌週の15日放送回で謝罪したものの「今回は言い方を間違えて反省してます。以後気をつけます」と、非常に短い言葉だけで終わり深く頭も下げなかった。また、この謝罪文は張本氏ではなくコーナー進行を務める女性の唐橋ユミアナウンサー(47)が読み上げたこと、『蔑視と“受け取られかねない”』という表現など、多くの要素が火に油を注いだのは記憶に新しい。

「関口氏も、20年4月26日放送回で新型コロナウイルスの院内感染について取り上げた際に“どっかでどうして専門家なのにうつしてしまうんだろうっていう疑問はぬぐえないよね”と発言し、視聴者はおろかスタジオの空気が凍りついたこともありました。

 こうした炎上のリスクは、張本氏の降板で多少マシになるかな、とも思ったんですが、どうもそうはいかないようです」(前出の関係者)

 その理由は、今年3月末で坂上忍(54)MCの情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が終了することだという。

 ちなみに『バイキングMORE』の後番組は、山崎夕貴(34)、佐野瑞樹(50)の2人のフジテレビアナウンサーをMCにした「主婦層をターゲットにした生活情報を中心に届ける番組」だと、1月12日に『サンスポ』が報じている。

「『バイキング』はもはや名物レベルで毎回のように“炎上”をし続けていて、よくも悪くも世間では“炎上する情報番組=バイキング”というイメージがありました。そのため『サンモニ』と『バイキング』で炎上が分散していた感じもありましたが、『バイキング』が終了したことで、『サンモニ』が炎上を一手に引き受けることになりそうです。

 今回の騒動を見るに、関口氏自身も発言が炎上しやすいタイプですからね……」(専門誌記者)

 張本氏の後任として『サンモニ』のレギュラーとなった元巨人の上原浩治氏(46)は、歯に衣着せぬ物言いの張本氏と比較すると「僕はあの辛口はちょっと無理…。あまり敵作りたくないので…」「一生懸命やっての『喝!』は申し訳ないので『あっぱれ!』が多くなるのでは」と柔和なコメントを1月8日に『日刊スポーツ』の取材で明かしている。

 上原の穏やかさで、番組の炎上を緩和できるといいのだが……。

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