■『めざまし8』に敗北で『スッキリ」今秋終了に現実味!?

 相方の加藤はエージェント契約解消後も変わることなく活躍を続けている。

「ただ、加藤さんにとって一丁目一番地である『スッキリ』(日本テレビ系)も昔に比べれば明確に数字が落ちてきています」(制作会社関係者)

 1月17日の『スッキリ』の世帯視聴率は5.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、同時間帯の谷原章介(49)MCの『めざまし8』(フジテレビ)は5.9%だった。

「数年前まで8%あった世帯視聴率が、今では5%台に。そしてついに、昨春から始まった『めざまし8』に追い越されてしまったわけです。地方を見てみても、関西と名古屋では以前から『めざまし8』に負けていますし、加藤さんの地元・北海道と九州でもほぼ変わらない数字にまできています。まだ、13歳から49歳までのコア視聴率は同時間帯トップですが、勢いがないのは明らか。ジリ貧であるこことは間違いないでしょうね」(前同)

 今秋の改編で『スッキリ』が終了する可能性もあるとささやかれている。2021年3月にあったアイヌ民族への不適切な表現でBPOから「放送倫理違反」を指摘されたことなどもあり、『スッキリ』の打ち切り説はたびたび報じられている。

「視聴率下落、不祥事に加え、打ち切りが検討されている最大の要因は、制作費だと言われています。民放で最も勢いのある日テレと言えども、近年急速に進むテレビ離れとコロナ禍の不況により、制作費削減が至上命題になっていますからね。現在の『スッキリ』もとにかくお金がないという状態で、この1月にもプロデューサーが“制作費確保のための人員カット”といった名目で別の番組に異動したそうです。

 そして日テレだけではなくテレビ各局では、帯番組に高額ギャラの発生する芸能人を起用しないという流れになりつつあります」(同)

 坂上忍(54)MCの『バイキングMORE』(フジテレビ系)終了後、この春からは同局の佐野瑞樹アナウンサー(50)と山崎夕貴アナ(34)がMCを務める新番組がスタートするという報道もある。

「勢いを失っている『スッキリ』にとって加藤さんの高額ギャラというのはかなりの負担です。一説には1本70~80万円、年間で約2億円とも言われていますからね」(同)

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